1人ミーティング(日々自問自答)

流した涙は未来の自分を輝かせるアクセサリーになるよ!なんてな。

離婚0日。ありがとうと君に言われるとなんだか切ない

離婚した日に思うこと

 


予想以上に早い終わりの日が来ました。
まだまだ調停長引くよなー、きっついなー、でも頑張らなきゃ!って、自分で勝手に「大変なこと」を未来に準備していたはずが、あっさり、さっくり、かたがつきました。

 


今日、ダンナさんと離婚しました。

 


ダンナがどんなに優しい人だったか、
どれだけ私が幸せだったか、
家族4人で奇跡みたいに楽しかった日々を、
書き出すと止まらないですが、
それは過去記事を読んで頂くとして。

 


今日は、今日しか書けない気持ちを。
そこそこの号泣の後に書きます。

 


サレ妻さんが知りたいことの一つでもある、
離婚してからのこと。
私はまだ当日のことしか書けないけど、
みんな恐れる「離婚」を、した時の心境を書きますね。

 


私は、離婚なんて、本当はしたくなかったし、
なんとかまた仲良くなって、ずっと家族でいたかった。


それが叶わないと諦めがついて
離婚を決めたけど、こんな終わりを望んでいたわけじゃない。


だけど、今日本当に終わった。
終わりました。本当に。


もっと清々しいのかと思ってたら、
めっちゃくちゃ、切なかった。


ここまで、私を裏切ったダンナへの怒りで、私は進んできたと思う。
死ぬほど悲しくて腹が立って、それが前に進むパワーになってた。

 


起業のこと、いろんな稼ぎ方を勉強したり
新しい世界の入り口に立つこともできて、
正直、ダンナの嫁でいた頃には、湧いてこなかった力だった。


1人になる覚悟ができて、
新しいチャレンジが始まったけど、
ダンナがいてくれた幸せだった頃に、
もっとこんなふうに「チャレンジする自分」だったら、結果は違っていたのかな?なんて、“タラレバ”を、ありもしない展開をふと思ってしまう。

 


私が子供を連れて家を出た時、
ダンナはクズに成り下がっていた。

 


私はこのブログをいつかダンナに(見つかりたくないけど)見つかったとしても、胸を張れるような書き物にしたいと思っている。

 


だからいやな表現はしたくないけど、
控えめに言っても、クズだった。
あの時のダンナは、心底クズだった。
ま、一時的に、だったんだろうけどね。

 


最後に話したダンナの姿がそれなので、
私は心に絶望と、その後怒りと、いろんな黒い感情をこさえて、それをせっせと燃料として戦うモチベーションを自家発電し、メラメラして、ギラギラして、今日の日まで生きてきました。

 


そしたらさ、1回目の調停でもそうだったけど、
反省してる、とか言うやん。
不貞行為認めて、本当に悪いことしたと思ってる、とかさ、謝ってくるやん。

 


ここでね、
応戦する力が人並みにある人なら、
「いやお前、それ直接言えよ!ここでいい子ぶってんじゃねーよ!いまさらなんだよ!」って言うのかもしれない。

 


でも私、人並み以上に平和主義でケンカが苦手でさ、多分バカなんだけど、胸がいっぱいになってしまって、
心が満たされてしまって。


私が10年、好きだった優しいダンナは、
もういなくなってしまったと思ってたから、
まだ優しい心があったのかと、嬉しくて。

 


養育費についても、どうせ払いたくないんだろうなって思ってたけど、きちんと子供が大学卒業の22歳まで払うって言ってきて。
もし大学院とか進学するなら、そこまで払うって。

 


親だから、それが当たり前だと言えばそうなんだけど。家を出た時、私や子供を愛してくれていたダンナはもういなかったから、子供の未来を支えようとしてくれているパパがまだいたんだなって、嬉しくて。
バカかもしれないけど、嬉しくて。

 


ムスメが勉強が大好きな子だから、きっとムスメの可能性を考えて、ちゃんと自らそうやって言ってくれたことがありがたかった。

 


でも、ただの美談にするつもりはなくて、それは納得できない!と思う部分もあったけど。
でも最終的に、大きくもめることなくまとまって、調停は終わりました。

 


終わって、しまった。

 

 


でね、終わるとさ。。
今日まで私の主要なエネルギーとなってた「怒り」がなくなっちゃうんだよね。

 


それでさ、「ありがとう」がたくさんやってくるんだよね。

 


「怒り」がいた場所に「ありがとう」が入ってくると、幸せだった時の家族の光景を思い出すんだよ。

 


本当になんてことないシーン。

 


ムスメがまだ赤ちゃんの時。
完全母乳だったから、パパと2人の時間はすごく手こずってて、写メと共にメールがきてたこと。おっぱいがないからって、あの手この手で頑張っていたこと。

 


恥ずかしがり屋のムスメが年少さんの時。
頑張って自分の名前を大きな声で言えたんだよって、教室で見たことをダンナに話して、ムスメの成長に胸が詰まって2人で泣いたこと。

 


夏生まれのダンナの誕生日によく虹が出てた。
虹をバックに写真を撮って、暑いけど、とても幸せだった。

 

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ささいな、ささいな、たくさんの時間。

 


幸せだった日々が急に襲ってくる。
過去にあった幸せがあまりにも大きすぎてもはや凶器のようだ。

 


私は前に進むために、怒りで蓋をしていたけれど、
ダンナと歩んだ10年は、なんて幸せで、どれだけ奇跡みたいな日々だったんだろうと、我がことながら目を丸くして驚いてしまう。

 


なんて愛でいっぱいで、
毎日心から笑って、
信頼して、安心して、満たされて。
愛しかなかった。
世界中の愛を集めても、うちにある愛と変わらなかったと思う。そのくらい私たちの家族は愛でいっぱいだった。

 


離婚することを、失敗だって言ったりする。
どこかで何かが間違ってたと原因を探す。
どちらかが悪かったり、双方だったり。
私も、納得したいタチだから、原因を探す。

 


うちの場合はダンナが不倫してたもんだから、
離婚の理由を聞かれたら、「不倫」の一言できっと片付くし、そうなると悪かったのはダンナってきっと皆言わなくてもそう思うはずだ。

 


でもさ、、でも、、。

 


きっと私たち夫婦が別れる原因はそんなものじゃないと思った。離婚をした今、見えた世界がある。

 


起こることは全て必然と言う。
自分に必要なことしか起こらないということ。
そして本当に大事なことは目に見えないとも言うね。

 


あの頃のわたしには残酷すぎて、
到底受け入れられなかっただろうこの言葉、今なら分かる。そうだとしか言いようがない。

 


私がこれから幸せになるための離婚なんだなぁって。
心から納得した。
私だけじゃなくて、ダンナも、2人の子供たちも。
絶対にこれからも、幸せなんだと。

 


たださ、一緒に夢を叶えていけたら、
どんなによかっただろうって、もうほんと、その1点。
それだけは何回も頭をよぎってしまうな。

 


これからもっと幸せになって、
想像もしなかった自分になるって私確信してるけど、
その時隣にいてくれて良かったんだよ?って。

 


一緒にいると満たされて安心してしまうから、こんな展開なのか?
これからどれだけ野心燃やして突き進んでいけばいいのか?
あーあんなに幸せだったのにな!
あんなにも心から感謝して過ごしてたのになー、なんでだろう?

 


なんて、小さなタラレバを皮切りに、
やっぱり思う、こんなこと。

 


納得したっていうのも本当だけど、
それでも止まらない。
4人家族でいたかったな。

 


だけどわかったのは、不倫という一見十分な離婚原因の奥に、本当の理由があったということ。
薄々気付いていたけど、本当に見つけた。

 


私たちの離婚の原因は
私の「成長」のためかなって思う。

 


4人家族、何回言っても足りないくらいめちゃくちゃ幸せだった。
でもね、私、いつからか、本当はもっと力があるのに、もっと翔けそうなのに、羽をしまって、目の前のことに追われて疲れたなんて言ってた気がする。

 


もちろん家事も育児も大変で、実際めっちゃ疲れる。
それは本当だけど。でもそうじゃなくて。

 


いつからか私は
「自分の夢」を持たなくなっていた。

 


家族のための私で、
私の願いは家族の幸せだけ。
そう心から思う時間を過ごせたことは私の人生の宝物だけど、人として成長できていなかったようにも思う。

 


でもだからと言って、
何をサボっていたというわけでもないし、
主婦として幸せな人もたくさんいるのに。
何を根拠にと言われると難しいけど、
この離婚を機に、私めちゃくちゃ成長していくんだろうなって、その先にまだ見ぬ幸せがあるんだろうなって、強い確信がある。それが答え。

 

 

 

 


、、、、、こんなふうに、


怒りが鎮まって


感謝が湧いてきて


昔を思い出すと切なくて


なんでこうなったんだっけ?と理由を探して


不倫すらも、何のために起こった?と理由を探して


私の成長のためなんだろうね


、、、っていう流れが、今日の私の頭の中。

 

 

 

 

大好きだった人と敵同士になり、


戦い終わって、今までありがとうのメッセージを送り合う。


、、、っていうのが私の9ヶ月間の離婚までの日々。

 

 


ありがとうと君に言われるとなんだか切ないって、ヒッキーも言ってたでしょうが!
最後になってありがとうとか言うんじゃないよ!
めっちゃ切ないわ!バカヤロウだ!

 


だけど、ありがとうで終われてよかった。
ありがとうで終われるなんてあの時は思わなかった。
はー、だけど、本当にありがとうだな。
ありがとうしかない。

 


いつか、いつか、10年後や20年後でもいいから、また笑って話せる日がきたらいいなと思う。
友達のようになれたらと思う。
ま、当分はお腹いっぱいですけど。笑

 


さぁ、これからどう生きて、この離婚をキーポイントにするか??がんばりどころですな!!

 


大好きだったダンナさん、いや、元ダンナさんか。
今日でお別れだね。ありがとうね。

 


サレ妻さんの不安を増やしてしまうセンチメンタルな記事になってしまった気もするけど、文字を打っている私の状況は、泣きながら笑ってるかんじ。(こわい)

 


切ない気持ちと、これから頑張ろうって気持ちと、どちらもある。
こんなに泣きながらブログ書いてる自分が面白くもある。もう今日は寝ろよ!と思うのに(笑)

 


離婚した日にブログ書くくらいのこのエネルギー、
あの頃は持てなかった。
離婚を機に手に入れたもの、磨いて強みにしていきたい。

 


そしていつか、成長した自分で胸を張ってダンナに会いたい。