急に離婚したいと言われたあなたへ

ダンナさんから突然の「離婚したい」の言葉。
本当に驚きますよね。
そこから時計が止まってしまったかのように、 毎日前に進めない日々を送る方も多いのではないでしょうか。

もしあなたが、
急にダンナさんから急に離婚を告げられて
どうしていいか分からなくなっているのなら、
まずはひとつ伝えたいことがあります。

あのね、
すごく辛くてどうしようもなくて
もう離婚するしかないんだって思ってるかもしれないけど、、、
あなたが離婚したくないのなら、
離婚しなくていいんですよ。

それをまずは知ってください。
離婚しなくてもいい。
離婚に応じなくていい、ということ。

夫婦という繋がり。
とても強い繋がりです。
2人で築いてきた愛情や、歴史、 めにみえないものはもちろんだけど。
法律の上で「夫婦関係」であること。
簡単に壊されない関係でもあります。

もしダンナさんが離婚をしたいと言ってきたとしても
夫婦の片方であるあなたが、離婚を受け入れないのなら、 離婚には至りません。

離婚、しなくても大丈夫なんですよ？

こう書くと、

「でもそれじゃ夫を苦しめるだけになるんじゃないか」
「私のせいで夫はこんなに辛い思いをしていたのに、 これ以上私のわがままで苦しめるのはかわいそうだ」
「もう辛そうな夫を見たくない」
「本当はいやだけど幸せになってほしい」

そんな方が聞こえてきそうです。

皆さんどれだけ優しいんでしょう。
どれだけ心に愛があるんでしょう。

まずは、「離婚しなくていい」
そんな選択肢もあるのだと知ってください。
夫婦の片割れであるあなたの当然の権利です。

もしも調停になったとしても、
よほどの理由がない限り、絶対に離婚！ なんてことにはならないですよ。
一度交わしたこの夫婦という約束を、 法律はそう簡単に理不尽に解約なんてさせません。

だから納得できないなら、
「“今は”離婚に応じない」。
そんな選択肢を是非とってください。

“いつか”納得できる日がきたら、
その時に離婚すればいいじゃないですか。
そんなに急がなくて、いいじゃないですか。
今じゃなくていいんですよ。

いろんな方の離婚にまつわるエピソードを聞いて…
ダンナ様の一方的な意見で、 奥様はそれを受け入れるしかなく離婚に至るというパターンが少な からずあって…奥様の気持ちを思うと、 どれだけ心が傷を負ったことだろうと、本当に胸が痛くなります。

もう大声で言いたいんです。
離婚しなくてもいいんだよって。

家で気まずくなるかもしれない。
別居になるかもしれない。
そうしたって結局苦しいかもしれない。

でも。
それでも。
結婚をやめるという大きな決断を、
「相手が望むから仕方なく」で決めないでほしい。

自信をなくしてるかもしれないけど、思い出してみて。
これまでダンナさんに何度ご飯を作りましたか？

最初の頃は何時間もかかってた夕飯の準備、 ずいぶん手際よく作れるようになりませんでしたか？

何十回何百回と、ご飯を作り、洗い物もして、

めんどくさい洗濯をして、畳んで直して、
家を整えたりもして。

あなたが確かにやってきたことを思い出してみてください。

平凡な日常だから大したことなく思えるけど、

日々のいろんなことは、愛情無くしてはできなかったはず。
そんな日々を送っていたあなたは、
例えダンナさんが離婚したいと言ってきたからと言って、 すぐに頷かなければならないような、 断る権利もない人なのでしょうか？

答えはNOですよ。
いやだって言っていいじゃないですか。

離婚を突きつけられると自信をなくしてしまい、
自分のダメだったところばかり思い出してしまうものですが( 経験者です)…ダンナ様のために、家族のために、 頑張っていた自分を忘れないであげてくださいね。

思い描く妻、母ではなかったとしても、ですよ！
「頑張っていた」「頑張りたかった」 自分を忘れないでくださいね。

離婚という選択。
すごく大きな選択です。
本当なら、当初の予定なら、選ぶことはなかった道ですよね。

もし、離婚という道を選ぶのなら、

悲しいけど
つらいけど
本当は嫌だったけど
なんでこんなことに！って腹も立つけど
でも！でも、でも、、
離婚することを自分が決めた。

自分が決めたんだって思える状態が
いいのかなって思います。

だから、そう思えるまでは、決められるまでは
離婚に応じなくていい。
そう思います。

もし今悩んでいる方がいたら、
1人で抱えずに相談してくださいね。
問合せフォームからメッセージが送れます。

明日から9月ですね。
今年の夏はすごく早く感じました。
これからくる季節を、 少しでも心穏やかに皆さんが過ごせますように。