確かにダンナはクズだったけど、ディスらないでほしいよ、という矛盾

こんばんは。

離婚したばかりの心理カウンセラー、キャリーです。

離婚したこの2020年の７月が終わろうとしています。

生涯忘れることはないであろう、今年のこの季節。笑

たくさん切ない思いもしましたが、

後から振り返った時に、あの頃があったから今があるって、 そう思えるような毎日にしたいと思って、 日々いろんなことに没頭して、あえて忙しく過ごしています。

これも一種の防衛本能でしょうね。笑

今日は私もそうだったのですが、離婚を決意するくらいクズ だったはずなのに、 なぜかダンナのことを嫌いになれない方へ向けて書きます。

気持ちがめちゃくちゃ分かるから。。。

ダンナを嫌いになれない気持ち、どうしたらいいか。

結論からいうと、嫌いにならなくていいです。

「好き」も、「たまに嫌い」も、「めちゃくちゃ腹立つわ！」も、どれも自分の大切な気持ちです。

心の中で大切にしましょう。

私の話をすると、、、

急に離婚したいとかいいだしてきたダンナ。

散々私のせいにして、散々罵っておきながら、

なんと数年にわたり浮気していたことが分かります。

、、、、ドン引き、、、ですよね。

その後、たくさんの時間をかけて考えて、葛藤した結果、 離婚することにしました。

とても残念ではあるけれど、納得した上での離婚の合意です。

でね、その話を友人にした時に、やっぱり、 めっちゃディスられるんですね。

まぁそりゃそうなんですけど。

めちゃくちゃ叩かれます。

もう人格全否定です。

これまで良い人だった分、そこも叩かれます。

もう頭の先から、つま先まで、 通っている血さえ全てがクズと化してしまいます。

私以外の人にとっては。

でも、私は？

私の中ではどうなんだろう？

私は、友人にダンナのことを悪く言われると、 話すんじゃなかったなーって気持ちになりました。

話したことを後悔する。

共感してくれる人いないかもしれないけど、 私の場合、ダンナに申し訳ない気持ちになって、友達に話してしまってごめんねって思いすらわいてくる。

それくらい、ダンナのことを、誰にも悪く言って欲しくない。

でも一時的に、怒りのピークの時とか、 めっちゃ言って欲しい時もあった。

でも、そんな時以外は、悪く言われたくない。

否定されたくない。

そんな気持ちが強かったです。

友達はダンナの全てを否定するけど、私は今でも思ってる。

あんなに優しい人に会ったことがないよ。

相談されて親しくなっちゃって、浮気して本気になっちゃって、

家族を捨てるくらい突っ走っちゃって。

クズだよ。本当にクズの極みだと思う。

でも、そうじゃない幸せな時間が、確かに会ったんだよ。

とてもとても長い間、私や子供を大切に思ってくれていた。

良いダンナさんで、良いパパだったんだよ。

とてもとても愛されて幸せな10年を過ごしたんだと、 胸を張って言える。

だから、最後の最後でどれだけクズだったとしても、

それをなかったことにはしたくないんだよ。

ダンナさんのことを嫌いになれなくて苦しい人、 いっぱいいると思う。

離婚を決意して離れた瞬間、 幸せだった時間を思い出して泣けてくるよね。

でも私、そんな気持ちも全部しっかりと感じていて良いと思う。

不貞行為があったとしても。

全部が嫌になる日もあれば、優しかった一面を思い出す日もある。

気持ちに波があって常に不安定で、 自分が進んでいないように感じてしまう。

私も、ダンナを憎みきれない自分が弱いのかと、 モヤモヤした時がありました。

これは依存なのか、弱さなのか、自信の無さなのか、 分からないけど、「嫌いになって責める」 という行動に出れない自分をダメなやつだと感じたりもしました。

でも、それでも良いじゃんっていつからか思うようになりました。

離婚を決意する少し前かな、気持ちに少し余裕が出てきた時に。

こんなにダンナを好きだった自分、すごいじゃん。

今もまだ、好きだと思ってる自分、いいじゃん。って。

最後の最後まで、こんなに誰かを愛せた自分が誇らしい。

その気持ちが生まれて、なんだか心が満たされていきました。

嫌いになりかけていた自分のことを、 認めてあげることができたんです。

私、離婚問題が勃発して、自分を責めて、 自己肯定感みたいなものは無いに等しいところまで落ちました。

でも、この問題を通じて、最終的には、 前より自分のことが好きになれたんですね。

だから、離婚に良い悪いも無いかもしれないけど、 私は私にとって「良い離婚」じゃないかなと思ってる。

決して、円満離婚とは言いにくいけども。

きっと必要な別れなのだと、今は思えます。（多少強がれば、 ですがねw）

だから、離婚を決めたダンナさんに対して、 嫌いになれないと苦しい気持ちになる方がいても、

それを自分自身で否定なんかしなくて良いし、 むしろすごく誇らしいことだと胸を張って欲しいです。

傷つけられることが、言葉があったとしても、

もう到底信じられるような人ではなくなっていたとしても、

まだ心に愛があるって、すごいことだと思うから。

愛は、この世界で一番最強です。

何よりも強いです。

それが、あなたの心にあることが、 これからのあなたの日々を絶対に幸せにしてくれると思う。

いつかね、愛情が本当に薄れていく日が来ても、

忘れてしまったとしても、ずっと愛していた日々をベースに、 尊い日々が続いていきます。

こんな時まで、たまにでも、相手を思う心がある自分を、 誰よりも愛していきましょう。

私も、そんな気持ちで日々自分に向き合ってます。

離婚や、 夫の不貞行為で苦しい思いもしている女性の未来が幸せであるよう に、心から祈っています。絶対に大丈夫！

キャリー

#離婚

#サレ妻

#サレ妻ブログ

#心理学

#心理カウンセラー